Glam Drive

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2015年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年02月

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雪の日のお出掛け

九州にも大寒波が襲来した1月24日。

この日は護国神社で蚤の市が開催されていました。
予定通り開催と告知されていたのですが、スタッドレスタイヤもチェーンも持たずFRで雪道にも弱い我が家の車が出せず断念。
(開催はしたものの、蚤の市も空きスペースが多く午前中で終了したのだとか)

そんな中を私は県外から来ていた友人と会う為に博多駅へ。
車が出せないので渋々バスでの移動となりました。

駅の敷地内は沢山の人が歩くので雪は溶けていますが車も疎らな住吉通りは真っ白。
こんなに車の少ない博多駅前を見るのは初めて。

1月24日 博多駅

高校時代からの友人一家と会い、何をするでも無くお喋りをしながら駅内をうろうろ。
東急ハンズでカバンサイトをひとつ購入しました。

カバンサイト 1

斜方晶系のカバンシ石。
名前はカルシウム(Calcium)・バナジウム(Vanadium)・シリコン(Silicon)の頭文字から。

安価なお値段なりの個体ですが、前々から欲しかった事もあってつい購入。
上質な物に出会う機会があればまた手が伸びてしまう事でしょう。

カバンサイト 2

大雪に慣れていないというのは恐ろしいものです。

甘い考えで帰宅しようとした時にはバス停にもタクシー乗り場にも長蛇の列。
いつもはずらりと並ぶタクシーも1~2台がゆっくりと入れ替わっている様子。
それなら電車は、と電光掲示板を見上げると「数十分遅れ」の文字。

普段の数倍の時間を掛けて四苦八苦の末に帰り着いた時には疲れ果ててぐったりでした。










追記で「翌日」。

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| 鉱物 | 17:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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デスクルーペ 2

デスクルーペ 1の続きです。



取ってあった何かの蓋を繰り抜いてカメラの部品と組み合わせました。

デスクルーペ 4

蓋と部品の隙間にを差し込んだ脚は組み合わせたボルトとナット。

全体にサンドペーパーで傷を付けてからラッカーでメッキ調の金色に塗装。
水性ニスで汚してからレンズを戻し完成です。

今使用している金色のラッカー2種が終わったら次こそは真鍮色を買わなければ。

デスクルーペ 5

市販品と違って高さ調節が出来ません。
その為ピントの合う位置が限られてしまっているのが難点ですが、脚を付けて高さを出したので割と色々な物が入ります。

デスクルーペ 6

・スタンドルーペ
・ハンドルーペ
に続いて作ったデスクルーペ。
卓上で使用する拡大鏡と言えば取り敢えずこの3種類くらいでしょうか。

唆られる外観の物を見付けたらまた作ってみようと思います。

| リメイク・木工・工作 | 02:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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デスクルーペ 1

午後から雨の予報が出ていた日曜日の朝。
雨が降る前にと第二のハケに出掛けました。

そして惨敗。

掘る前に完品を拾った事でかなり期待していたのですが、掘れども掘れども出るのは板硝子や一升瓶の破片、陶器の欠片ばかり。
そうしているうちに雨粒が落ち始めたのでそこで断念。

咲き始めていた梅の花の写真だけを撮って肩を落としつつ帰途に着きました。

2016 梅

で。
新たな古瓶を掘り出す気満々だったので記事の予定が消失してしまいました。
仕方が無いので年末から作っている物でも載せてみます。

試行錯誤していてまだ途中なので中途半端な内容。



また拡大鏡を弄っています。
前回のハンドルーペよりも先に作り始めたのですが、どうも上手く事が進みません。

これは100円で購入したポケットルーペ。
螺子で止まっていたカバーを外してレンズ部分を保護したところ。

デスクルーペ 1

ルーターで削ってレンズだけを切り出しました。

プラスチック製とは言え、厚みが3mm弱もあり四苦八苦。
ホビールーターは連続して稼働させられる時間が10分程度なので作業はなかなか進みません。

デスクルーペ 2

こちらは検眼レンズを纏めて購入した際に紛れ込んでいたカメラの部品。
刻まれた製品番号から調べるとUVレンズフィルターでした。

何となく捨てずにいたのですが、使い道を思い付いたので登場。
割れていたレンズを外して切り出した拡大鏡を調整しながら嵌め込みました。

デスクルーペ 3

これだけでは拡大鏡としてはあまり役に立ちません。
横から光が入るようにと思案中。
塗装もしなければ。



2に続く予定ですが・・・さてここからどうしよう。

| リメイク・木工・工作 | 00:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウッドハンドルのルーペ

お正月休み中に作った物。

何が工作で何がリメイクで何がその他なのか。
カテゴリーを分けた時には明確に決めていた筈なのですが、最近は何が何やら実は分ける必要も無かったのではと思い始めています。



12月の骨董市で購入したデッドストックのフォークの柄とプラス8の検眼レンズ。
そして途中で加えた細々した物が材料。

フォークの金属部分は力技で外しています。

ウッドハンドルのルーペ 1

検眼レンズの持ち手を強引に折り取り、螺子を外して枠を金色に塗装。
フォークの柄尻にはピンバイスで穴を開けました。

ウッドハンドルのルーペ 2

開けた穴は丸く、検眼レンズに残った柄は四角。
ただ差し込んだだけでは接続部分の見た目が悪いのでビーズキャップと丸カンを噛ませて接着。

柄の反対側にはフォークが刺さっていた穴が開いています。
ここは以前スタンドルーペを作った際に分解した地球儀から出た金属部品で塞ぎました。

ウッドハンドルのルーペ 3

ステインで着色してハンドルーペが完成。

柄に埋め込んだ部分はほんの数mmですが、強力接着剤でがっちり固定しています。
乱暴に扱いさえしなければ問題は無し。

本当はもう少し柄が細いかレンズが大きい方が見栄え良く作れた筈。
ですがまあ細いよりも握り易いので良しとします。

ウッドハンドルのルーペ 4

鉱物を見ながらパソコンで詳細を調べる事がままあるのでパソコンデスク用。
家の中には顕微鏡3台とスタンドルーペ2台、その他にも虫眼鏡やデスクルーペがあるのですが其れはそれ。
その時々で使い分けています。

と言いつつ要はただ拡大鏡が好きなだけなのだという話。

そして。
カトラリーの柄、使えるな・・・とにやり。

| リメイク・木工・工作 | 00:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新春ボトルディギング

思いがけない事にボトルディギングの記事が続きました。

出先で通り掛った藪が気になり、帰りに車を停めて覗いてみると当たり。
2本の瓶が転がっていました。

転がってるって事は・・・上から落ちて来た?
と、真横の急な斜面に目を遣ると土の間に陶器の破片が見え隠れ。

2ヶ所目のハケを見付けました。
昨年末から少しツイているような気がしています。

2のハケ 1

第二のハケの発見に喜ぶも、時間は既に夕刻。
近くに街灯も無い藪は悪天候も手伝い次第に薄暗くなりつつありました。

道具を持っていなかったのでざっと見渡し目に付いた瓶だけを拾って終了。
我を忘れて素手で暗がりを漁り、硝子片で怪我などしては喜びも半減してしまいます。

2のハケ 2

初めに見付けた瓶は気泡たっぷりの鮮明な緑色。

小さな口穴から注射器で漂白剤を流し込み四苦八苦しつつ洗浄しました。
何をどうしても落ちない黒い筋が実は硝子の中の不純物だと気付いた時の脱力感ときたらもう・・・。

ヘチマコロン 1

瓶の側面には「ヘチマコロン」底面には「登録商標 180300」のエンボス。
1915年(大正4年)から株式会社ヘチマコロンより販売されている「ヘチマコロン」です。

スクリューキャップですが、ラベルが残っているものは右横書きのよう。
昭和初期頃の物でしょうか。

ヘチマコロン 2

ヘチマコロンの隣に転がっていた瓶は骨董市でもよく見掛けるものでした。

わかもと製薬が1929年(昭和4年)に販売開始を開始した胃腸薬。
「強力わかもと」のWakamoto瓶です。

わかもと 1

透明かと思いましたが薄い緑色。

首には平仮名で「わかもと」と入っています。
底には「naga9」の文字。

わかもと 2

クリーム瓶。

多くの方が魅了されているアラバスター硝子。
肉眼では見えない小さな粒子を透明な硝子の中で分散させる事で生まれる不透明感が美しい。

アラバスターのクリーム瓶 1

残念ながらエンボス文字は無し。

アラバスターのクリーム瓶 2

残りの3本は大きく割れていました。
ウイスキーのポケット瓶と醤油差し、そして恐らく化粧品の瓶。

一応は洗ってみましたが、エンボス等も無く特に惹かれる瓶でもありませんでした。
考えてみれば醤油差しを捨てるなど割れてしまった以外にそう理由は無さそうです。

なるべく早く明るい時間帯にもう一度行きたいと思います。
次は準備万端で向かわなければ。

| ボトルディギング | 00:35 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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年の瀬ボトルディギング 2

「年の瀬ボトルディギング 1」の続きです。

初めて見付けたハケからの収穫。
ジュース瓶×2本  薬瓶×3本  インク瓶×1本  クリーム瓶×5個  不明瓶×1本

本当はもう少し持って帰っているのですが、古さが曖昧なので一旦保留。

1のハケ 5

最初に見付けた瓶と1オンスのインク瓶。

どちらも無色透明でエンボス無し。
ですが他の瓶と比較してこの2本は飛び抜けてブラックライト反応が強い物でした。

最初の瓶とインク瓶

少し大きいかと思いつつ色が綺麗でエンボス入りだったので持ち帰ったジュース瓶。
高さ約24cm、気泡の入った濃い緑色で首が歪んでいます。

金線サイダー 1

旧漢字とは違う、特徴的な「金」「線」の文字が肩部分に並んでいました。

これは1899年(明治32年)に発売された「金線サイダー」の瓶。
王冠栓の硝子瓶入りになったのは1904年(明治37年)の事だそう。

金線サイダー 2

大きく割れていたものの、こちらも色の綺麗さとエンボス文字に惹かれ持ち帰ったラムネ瓶。

「九星合資會社」「非賣壜」「登錄商標」と不鮮明なエンボスが沢山入っています。
そして星印と数字の9が重なったマークと右から書かれた「九星」の文字。

調べると「九星合資会社」という飲料メーカーがありました。
1907年(明治40年)に福岡市で創業され、現在の社名は「九星飲料工業」。

ローカルジュースの瓶。
2本埋まっていたのですが、残念ながら2本共に割れていました。
ビー玉の誘惑に駆られる事の無かった人が捨てた完品をいつか手に入れたいものです。

九星ラムネ

平たいクリーム瓶には大きな気泡が沢山。

直径約65mm×高さ約25mm。
調べるとどうやら靴クリームの瓶のよう。

クリーム瓶

高さ10cm前後の薬瓶3本。

左端の瓶は薄い緑色で目盛り入り。
右端の瓶は茶色がかった薄い紫色で目盛りと「廣橋醫院」の文字が入っています。
底には「吉」らしき文字も入っていますが硝子の歪みではっきりとは分かりません。

薬瓶3種

首の位置がズレている四角い瓶には側面と底に星マークが囲む「H」の文字。
という事は星製薬株式会社の瓶。

薬瓶のエンボス

乳白色のクリーム瓶。

1枚目の写真に写っている円柱形の3個の内、2個は前回乗せた物より大きめです。
ただ、こちらもエンボス等は無く何の瓶かは不明。

壺形の瓶底には鮮明な資生堂の花椿マークが。
クリーム瓶が埋まっていた場所からは他にも化粧品の瓶やジュース瓶が出ましたが、どれもそう古い物では無さそうでした。

ピンクや黒の蓋が付いている似た瓶を骨董市でよく見掛けます。
昭和中期~後期頃の物ではと予想。

資生堂 クリーム瓶

初のボトルディギングは大満足の結果に終わりました。
このハケに辿り着くまでが長ったので感慨深いものが。

また暫くは次のハケを探して放浪する事にします。
これで終わりませんように。

| ボトルディギング | 00:23 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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年の瀬ボトルディギング 1

2015年も終わろうとしていた12月30日。

漸く大掃除を済ませた午後、少し仕事の用事が残っていると言う夫に付いて出掛ける事に。
夫の行き先近くに前々から気になる場所がありました。

ここで待ってるから、と車から降りたのは傾斜の急な石段の前。
その石段を登った先にある寂れた公園・・・と言ってもブランコとベンチが据えてあるだけの小さな広場を抜けた先の藪が私の目的地。



どうか大きな虫が出ませんように、と願いながら斜面になっている藪に足を踏み入れてから少し。
明らかに古そうな小瓶が落ちているのを発見。

この場所が気になったのは間違いではありませんでした。
透明・エンボス無しで染料瓶のような形。
初の古瓶!

1のハケ 1

その後は目が慣れた為か次々と陶片や硝子片が目に入ります。
程無くして用事を終えた夫も合流し、掘り返しの作業に移行しました。

「これが噂に聞くハケ・・・!」と感動。

1のハケ 2

初の成果はこちら。
高揚し過ぎてかなりの破片も持ち帰ってしまいました。

1のハケ 3

極小のハケが沢山と言うべきか、藪全てがハケだったと言うべきか。

瓶の新旧が様々で、この藪一帯が戦前から昭和中期頃までゴミ捨て場だった様子。
斜面の上からゴミが投げ込まれていたように感じられました。

1のハケ 4

持ち帰った瓶は洗浄中。
そろそろ終わりそうなので数日中に続きの記事を書きます。



→ 「年の瀬ボトルディギング 2」





追記で「軟膏瓶議論」

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| ボトルディギング | 00:25 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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新年のご挨拶と初拾い

新年明けましておめでとうございます。



年が明けた元旦。
早起きをしてまだ薄暗いうちから初詣に出掛けるのは毎年の事。
出遅れると渋滞に巻き込まれてしまいます。

曇っていた空が晴れてきたので参拝を終えてから海へ。
流石の1月1日、長い砂浜には人気が全くありません。

意図的に撮った写真では綺麗に見えますが、切れている左側は漂着ゴミだらけ。
ペットボトルやプラスチックの浮き玉に加え、何処から流れて来たのかドラム缶まで。

夫「中身は何やろか」
私「落ちてるドラム缶の中身なんて“トライオキシン245”に決まってるじゃないの」
夫「なら急いで軍に連絡せな!」
私「英語なんて喋れないから町ごと消滅エンドだね~」

元旦から海を歩く80年代映画好きの会話。
因みにドラム缶の中身は不明ですが恐らくは何らかの燃料でしょう。

津屋崎 4

気温が高く気持ちの良い海ですが、時間が悪くこの時は満潮。
干潮時の波打ち際が見えないので期待していた紅瑪瑙を見付ける事は出来ませんでした。

仕方が無いねと引き返した時に目を引く物が。
大きな電球が転がっていました。

拾い上げて夫の様子を伺うと、苦笑混じりに「欲しいなら好きにすれば」と有り難いお言葉。
これ幸いと持ち帰る事にしました。

集魚灯 1

これはイカ釣り漁船用の集魚灯。
特に珍しい漂着物では無いそうですが、私は完品を初めて見ました。
外側の割れてしまったフィラメントのみであれば稀に見掛けます。

どのくらい大きいかと言えば、長さ約40cmのE39。
口金近くに並べて置いた電球が一般的なE26サイズ。

余談ですが、電球のサイズの前に付いている「E」の文字。
ふと気になったので調べてみるとこれは電球を発明したエジソンの名前の頭文字なのだそう。

集魚灯 2

電球としては恐らくもう使用出来ない物でしょう。

穴を開けてフィラメントを取り出し何かにリメイクしようと初めは考えていたのですが、帰宅後に調べたところどうやら水銀灯のようです。
水銀灯の水銀は仮に吸い込んでも人体に影響は無いレベルだとは言われているものの、やはり不安。
不用意に穴を開けるのは諦めどこかに吊るして飾る事にでもします。



電球を拾って始まった新年。
引き続き好きな物を作ったり探したりの1年となりそうです。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

| ビーチコーミング | 19:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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